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この本は後述している堀江氏と落合氏の対談から作られた本だと思われる。Youtubeで見つけた今をときめく二人の対談の内容と「10年後の仕事図鑑」の内容はほぼ同じだった。トピックとしてまとまった表現や文章を読むのが得意な方は本を、本を読むのがあまり得意ではない方は動画をご覧いただければと思う(動画のリンクはいつまで生きているかわからない)。
Contents
10年後の仕事図鑑 堀江貴文&落合陽一 著
著書では、ITとクリエイティブの最先端をいく二人の視点で、この先10年前後の変化の予測がまとめられている。備忘録的にポイントをメモする。
激動の時代と言われるAI時代に生き残る方法
- 自分自身に価値をつけフォロワーを獲得せよ
- 「他人を違うことをやっていくこと」を基本にする「ブルー・オーシャン」的思考
- 自分しかそれをやっていないけれど、それが正しいと信じ、競争することをやめる
- 1つの職業にはまらないこと
- 自分の好きなことを探して、今にない組み合わせと掛け合わせ、自分なりの新しい分野を作る
- これからは「日本のあなた」ではなく「世界のあなた」として生きていかなければならない
これからの働き方。組織から個人へ、労働から遊びへ
- 仕事を奪われ「価値を失うこと」よりもAIを使いこなし「価値を生み出す」視点を
- 理想形の構図は「労働者=経営者」
- 金を払ってまで仕事をしたくなる会社は作れるか?(例:堀江貴文イノベーション大学)
YOUTUBERなどの新しい仕事で成功している人たちの共通点
(1)作業にハマっていること
何かに没頭すること。好きではないものに「努力しよう。頑張ろう」と歯を食いしばってやる意味はない。そのために必要なのは、自分の感覚を信じて自分で方法を考えること。自分でたてたルールやプランだったら、納得感を持って取り組むことができるし、やらざるをえない。自分でルールを作ることで、ものごとに没頭でき、好きになることができる。
(2)思いを持って毎日発信すること
稚拙でもいいから読み手に「熱さ」が伝わるもの。批判を恐れず本音で思いを発信することを続ける。インプットとアウトプット両方のバランスが取れている時、人は格段に成長できる。
(3)油断しないこと
自分がハマレル好きなことが見つかり、情報のインプットとアウトプットも積極的にできている時、大事になってくることは「自分自身に油断しない」こと。イチロー「僕は天才ではありません。なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです」イチローは「誰でもできることを誰にもできないほどの量を継続したから結果が出せた」。
これから「好きなこと」を見つける際には「収支」などの打算を捨てること。「それが仕事になるか」「ペイするか」なんて未来になってみないとわからない。私たちがなすべきことは社会の週間や常識にとらわれて打算に走り過ぎることではなく、自分の「好き」という感情に、ピュアに向き合うこと。
「なくなる仕事」「減る仕事」について
ここはイラストいりで、代表される様々な職業の変化について語られている。個人的に気になった業種をいくつか。

アート
今、観客は体験を求めている(例:西野亮廣氏「えんとつ町のプペル」)。体験価値を提供する存在として、クリエイターの役割は広がっていく
飲食店
スナックのように「ママにあいたいから」といった属人的な理由で来客のある店は潰れない。AIが絶対に仕事を奪えない典型例。
物流
物流のニッチな部分の自動化は難しい。運送業も機械がまねできない専門的な作業をこなせるかで寿命が決まる。
「生まれる仕事」と「伸びる仕事」について
- 代替不可能な価値は仕事ではなく趣味で生み出せ→「遊びのプロになれ」「本気で遊ぶように働く人が生き残る」
- 志ある個人経営店は、大手チェーン店に勝てる。好きなことをやっていれば応援されるわかりやすい例
- 日本は一億総クリエイター時代
- 人間にしかでいない仕事の価値が上がった未来になれば、誰もがエンターテイナーやアーティストになる
- 「好きなことを突き詰めて発信していたらいつの間にか仕事になっていた」
- これからの旅行業界は可能性で溢れている「ちょっとマイナーなアクティビティ」「そこでしかできない体験」を提供するサービスは今後重宝される
- 日本は富裕層向けの宿泊施設が非常に少ない点。温泉、地元の高級食、「現地ならでは」x「富裕層向け」サービスの考案
代替不可能な価値の作り方、大事なポイント2つ
- 好きなことに没頭し、仕事になるまで遊び尽くす
- 好きなことを掛け合わせ「100万分の1」を目指す
お金の未来

- お金は何かしたい人のためにあるもので、貯めたいと思っている人のところにただ溜まっていても少しも世の中のためにならない
- お金は本来、信用や価値を交換するための単なるツール。それ自体に価値があるわけではない。
- まず貯めるべきはお金ではなく信用
- そもそもビジネスとは信用のやりとり
- 人から何か頼まれたら期待に応えるように尽くす、金欠の知り合いに飯をおごる、そうした行為の積み重ねが信用を築く
- 「贅沢は敵だ」70年以上前の美徳とされた考え方を今でも引きずる日本
- 持ち家信仰は負の遺産
- クラウドファンディングについて
- 借りると預けるは表裏一体「借りられる人が一番強い」
- 「Polcaおじさん」
日本の幸福と社会

- 日本は外のことを気にしすぎる
- 欧米化:アメリカとヨーロッパのいいところ取りを試みる架空の概念にすぎない
- 欧米を目指して「幸福論」を語っていても日本人はいつまでたっても幸せになれない
- 個人や社会という言葉も、明治時代に欧米を見習って発明したものなので、日本にあっていない
- 江戸時代「百姓:100個の仕事をする人」
- 「個人」という考えが生まれたのが1860年代以降
- 日本人は「公正性」は求める一方で「平等」であるべきとは思っていない
- 学校はいらない
- 旧世代型の教育は、変わりゆく社会とおのギャップを発生させ、活躍できる機会を失わせる
- 画一性を持った幼稚園に通わせること自体、子供を騙しているような気持ちになる
- 教育カリキュラムの歴史:王族や貴族たちの教育は家庭教師だった
- 同い年の子供でつるむのは意味がない:自分を変革し続けるフレキシビリティを失ってしまう
所感
ピュアな情熱に導かれた”自分の人生”を生きる
- リスクヘッジの副業に意味はない
- なぜ本当にやりたい仕事で人生を満たそうとしないのか:中途半端な思いで打ち込む「副業」とやらのクオリティなんて全く信用できない
- ピュアな情熱や、社会的使命感=応援したくなる事業
- 波を待つな、自ら波を起こせ
- リチャード・バックミンスター・フラー「自分の時間をより有効な探索的な投資に開放すれば、それは自分の富を増やすことになる」
- 「1つのことに徹する美学」を捨て「いろんなことに手をつけてはいけない」という幻想も捨てよう
- 機械ができることは機械に任せ、人間だからこそ発揮できる価値をわらしべ長者的に積み重ねていこう
- 「遊ぶ」「働く」「学ぶ」の三位一体。それぞれの区切りをつけない:人生における全てのアクションが遊び、仕事、勉強である
- 自分の楽しいと思うことを追いかけ、その中で他人との差別化を行う、その興味はいずれ仕事になる
- 興味を持つことが、熱中することが、遊び狂うことが、仕事になる=「遊び倒す人生」
- ニッチな市場でも、そこに小さな1を足し続けていくことが、今後到来する「仕事のない世界」をサバイブする秘訣。小さくても何かを成し遂げることが自信となり、さらに新しくて面白いことにチャレンジできるようになる
- 予防線を張るな。心のコンパスを信じろ
- 人に喜ばれて、自分が無心で取り組めるものを探せ
- コモディティになるな、個性を叫べ
- 食べていくための安い仕事にしがみつくな:「こうあるべき」という妄想に意味もなくとらわれるのはやめよう
- 未来が不安な若者へ「仕事になる趣味を3つ持て」
- 先生に教わらなくていい。自分から動き、情報を取りに行け
- やる前から「成功するかどうか」「失敗する確率はどれだけか」なんて考えてたら、結局いつまでたっても実行に移せない「成功するかどうか」なんてやってみないとわからない。
- やりたいことをやって成功する人は「リスク」なんてあまり考えていない。実現可能性をまず考えて尻込みするような人間は、リスクを取らないこと自体が最大のリスクだと気づいていない。チャンスがあるなら何も考えずに「一番最初に手を挙げるバカ」になれ
- 「ポジション」をとる。機械の養分になる生き方や映画「マトリックス」のエージェントスミスにならないために。「溶けるか、溶けないか」
- 「何をやりたいか」というモチベーションの有無が人間の価値を左右する変数になる
まとめ:どの業界の人もたどり着く結論は同じ
落合陽一氏「やりたいことがない」という若者に「まず夕飯何食べるか決めよう」と答えてる。毎日違うことをする、など
「自分で選択をする」ということ。まずは、夕飯決められる人を増やしたい」
堀江貴文氏「なんで未来を考えるんですか?暇だからでしょ。未来のことなんて考える暇がない」「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
*
人間が探し求める究極の答えは、過去にも未来にも、AIを含むこの世界のプログラムにもない。精神世界業界でも、IT業界でも、体の治療家でも、最先端の人間はみんな同じことを口にする。
結論
「今を生きるしかない」
どの角度から見ても、行き着く答えなのかもしれない。
堀江貴文&落合陽一の対談動画
本を読むのが苦手な方はこちらの動画を参照。対談の中ではよりフランクに個人的な意見が述べられる点が面白い。

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