ふんどしパンツとは？

ふんどしパンツ／ふんどしパンティ（略称：ふんぱん）は「ふんどしのようなパンツ」という近年できた造語です。ふんどしショーツ、とも呼ばれます。最近はショーツ、ブラジャーと並ぶくらいに一般名称化しつつあります。

このブームの初期は自然派が支持していた昔ながらの「ふんどし」を日常生活に取り入れることから始まっており、社団法人も発足するほど。このジャンルは今まさに進化しているのです。

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ふんどしパンツの特徴

ふんどしパンツにはタイプがある

ふんどしパンツは、ふんどしのように本体を巻くタイプではなく、ウエスト（腰）部分を紐で結ぶタイプのものと、

出典：空気パンツ

ウエスト部分にゴムを通すようなタイプがあります。

出典：ツインハート haru to aki

サイドだけゴムの場合もあります。

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出典：Fractale

お尻の形は上の画像のふんぱんのように「パンツに近い曲線のタイプ」と「四角いタイプ」があります。

出典：Dearie

出典：ツインハート haru to aki

両方とも「鼠蹊部（ビートたけしさんのコマネチ！部分）を締め付けない」というのが共通点です。ふんどしのいい部分とパンツとしての機能性を合わせたものが「ふんどしパンツ」です。

注

※　ふんどしパンツ（ふんぱん）、ふんどしパンティ（ふんティ）とも呼ばれていますが、最近できた造語で、一般的にはふんどし風パンツをどちらかの名称で呼ぶ傾向にあります。

※　ふんぱんと空気パンツ（またはふんぱん＝姫パン）を一緒のものだととらえている方がいらっしゃるようですが「空気パンツ」は商標登録されているブランド名です。

ふんどしパンツの本体に使われている素材

大麻（ヘンプ）
ヘンプコットン
オーガニックコットン
シルク（色は手染めの場合も）
コットン（綿100％）
ダブルガーゼ（敏感肌・子供用に好まれる）

などです。姫パンのように、より可愛さをUPさせるために肌に当たらない部分にレースやリボンなどでデコレーションしている場合もあります。

出典：ツインハート haru to aki

もともと、ふんどしブームはナチュラリスト（マクロビ・自然派など）方面から発祥して、一般層まで流れてきていると思われます。

その理由は、2013年ごろ、ふんどしパンツの先駆け的存在であった「空気パンツ」を私に初めて勧めてくれた女性が、マクロビオティックに精通し、ファッションもPayaka系ナチュラルな「ザ・アースラブ」な方だったのです（2009年発行のサイケ・ヒッピーファッション本で布ナプキンについての特集ページがあったので、ふんどしブームはもっと前からあるところにはあったのかもしれないです）。

ナチュラル思考からきている為か、初期から商品を発売されているor知っている方は「麻」「綿麻」「シルク」などの肌に良いとされる天然素材にこだわる傾向が強く、色も肌に良いとされる「草木染め」など発色がおとなしいものが多く存在していました。2015年前後からこちらのまとめ記事にもあるふんどしパンツのように、女性の心をつかむ様々な「可愛い」ふんどしパンツが続々登場します。