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勧めてくれた友人に「フェティッシュだから、最初の10分でピンと来なかったら合わないかも」と言われて、大丈夫かなと思って観ていたけれど、気が付いたら最後まで観ていた。後半、淡々と血飛沫も飛ぶのだけど、音楽や空気感によって全体的に美しいと感じさせる、不思議な世界観の作品「Drive」を観た。
間の絶妙さを感じずにはいられない
主人公は、言葉数の少ない男。
素性は一切、わからない。
わかることと言えば、車の整備工場で働きながらスタントマンをし、様々な「ドライバー」をしているということ。友人や親戚、古くからの知り合いは一切登場しない。
ある女性に出会い、お互い好意を持ち、自然と距離を縮めてゆく。
二人の間に、直接的な気持ちを伝える言葉は存在しない。
言葉を伝えるよりも、見つめ合う「間」がそこに在る。
主人公の寡黙な性格と、女性の境遇。
「間」はそれをあらわしているように感じる。
あることをきっかけに、危険な裏社会の抗争に巻き込まれていく主人公。
愛するものを守る戦士か、内に秘めた反逆性か。
「闇」に関わる時、彼は必ず「サソリ」の刺繍が入ったジャケットを着ている。
この作品の「間」の絶妙な表現がいい。
伝えたいことはシンプルで、そのために余計なものは全てそぎ落とされている。
音楽も雰囲気に合っていて、美しくまとまっていると感じた作品。
キャスト
主演は、今、全米で2番目にセクシーな男(と言われているらしい)、ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)。同監督の「オンリー・ゴッド」でも主演を演じている。
笑顔も素敵です。
ヒロインは、キャリー・マリガン(Carey Hannah Mulligan)。綺麗、というより、年齢を重ねても「かわいい」タイプの雰囲気の女優さん。なんか見ていてほんわか癒される。
あまり女優・俳優には詳しくないのだけど、ロン・パールマンの個性が印象的でした。
監督のニコラス・ウィンディング・レフンとアレハンドロ・ホドロフスキーの関係
アレハンドロ・ホドロフスキーはバンド・デシネの巨匠、メビウスとタッグを組んだ作品で知りました。
精神世界とエンタメの濃厚ミックスジュースみたいな作品で、メビウスのあの独特かつ安定感のある絵柄に、読み応えのあるストーリー。話も追いたいし、隅々まで見たいし、1回じゃ読みきれない。
「この話つくった人、ただ者じゃ無いな」(→何様 笑)と思ってた。
最近、マニア達からカルト映画の金字塔と呼ばれる「エル・トポ」を観て、思うところあり、カロンちゃん(@kagamitomado)と映画談義。いつの間にか、恒例の(?!)占術談義になり、そして今回の映画「Drive」を観るに至りました。
だから、ここからはカロンちゃんの入れ知恵。笑
ホドロフスキーは知る人ぞ知るタロッティストで有名で、タロット占いだけでなく、オリジナルタロット制作、カモワンタロット本の執筆(現在翻訳されている最中とのこと)もしている。
レフン監督をはじめ、映画界の後輩たちがホドロフスキーのタロット占いの結果で、映画のオファーを受けるか否かを決めているとか・・・・・ほほぅ。
ホドロフスキーの作品って、精神世界とか潜在意識とか「そっち系」の理解があってこその描写が気になっていたけど、そういうことだったのか・・・タロッティスト、と聞いて勝手に納得。
芸術と精神世界は切り離せないものだな、と改めて思うのでした。
Nozomi.
このブログでご紹介・おすすめしているリラックスショーツ・リラックスブラは主に「はごろもランジェリー」の型紙を使用しています。2500部以上の販売数を達成した、某ふんどしパンツの型紙企画制作経験から作られた型紙です。
従来の、魅せる為の下着、補正する為の下着とは別ジャンルの「リラックスする為の下着」それが「リラックスランジェリー」です。補正力はありませんが、自分で調整できる作りで、余分な締め付けがない為、緊張した体を緩めるとして支持を集めています。
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