Music

読書のお供に。JAZZスタンダード36曲。01

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先日、大江千里著のショートエッセイ集「ブルックリンでジャズを耕す 52歳からの一人ビジネス」を拝読しましたが、各コラムのタイトルのほとんどがジャズのスタンダード曲になっていたようです。

私自身は、Jazzに関しては過去にクラブジャズやラウンジジャズから入り、DJは須永T先生や沖野修也さんなどの曲を聞いては、原曲を調べて知る位の、なんともミーハー臭の漂うリスナーです(笑)。

決してオタクとは言えないかじりっぷりですが、ここぞとばかりにスタンダード曲など、聞いてみようじゃないの、という回です。YOUTUBEのリスト作って読書の際のBGMにも良いかと。

著作内のタイトル順に行きます。

Contents

Jazz Standard Track Lists 36

Good Life(良き人生)[1962年]

作詞・曲:サッシャ・ディスティル、作詞:ジャック・リードン。フランスのギタリストが作曲した「La Belle Vie(麗しき人生)」に英語の歌詞をつけトニー・ベネットが歌って大ヒット。たくさんのアーティストにカバーされています。ちょっと前のベン・ロンクルソウルのアレンジ素敵でした。

 

Accentuate Positive(ポジティブで行こう)[1944年]

作詞:ジョニー・マーサー、作曲:ハロルド・アーレン。映画『Here Come the Waves」のために書かれた曲。Bing Crosby & The Andrews Sistersが歌いビルボード2位を記録。

 

Blue Rain(青い雨)[1939年]

作詞:ジョニー・マーサー 作曲:ジミー・ヴァン・ヒューゼン。

 

After You Get What You Want,You Don’t Want It(欲しいものが手に入ったら、すぐに飽きてしまうあなた)

作詞・作曲:アーヴィング・バーリン。アメリカのシューベルトと呼ばれるバーリンの曲。マリリン・モンローが映画「ショウほど素敵な商売はない」(1954)で歌っている。動画は視覚的に華やかなマリリンで。個人的にはNat king cole trioの感じがJAZZって感じがする。

 

When The Saints Go Martin’ In(聖者の行進)

作者不明。黒人霊歌の一つで葬儀の場で演奏されるらしい。映画「5つの銅貨」(1959)の中でルイ・アームストロングとダニー・ケイが歌ったことで、ディキシーランドジャズのスタンダードになった。ルイ・アームストロングの声が素敵すぎる。。。

 

Daddy(ねえおじ様)[1941年]

作詞・作曲:Bobby Troup。アメリカのコメディ女優ジョアン・デイヴィスが出演した映画「Two Latins From Manhattan」より。

 

In The Shade Of the Old Apple Tree(りんごの木の下で)

作詞・作曲:ハリー・ウィリアムズ 作曲:エグバート・バン・アルスタイン。1933年にデューク・エリントンがリバイバルさせ、ペトゥラ・クラークが映画「Vote for Huggett」(英)で劇中歌として歌う。

 

My Funny Valentine(マイ・ファニー・ヴァレンタイン)[1937年]

作詞:ロレンツ・ハート、作曲:リチャード・ロジャース。ミュージカル「ベイブス・イン・アームス」の中で男性に向けられた女性視点の歌とのこと。マイルス・デイビスフランク・シナトラチェット・ベイカーエラ・フィッツジェラルド、など有名なアーティストたちがプレイする曲。Stingの動画に思わずため息出ました。。。

 

Someone To Watch Over Me(誰かが私を見つめてる)[1926年]

作詞:アイラ・ガーシュウィン、作曲:ジョージ・ガーシュウィン。兄弟に夜1926年のミュージカル「Oh,Lay!」の挿入歌。

 

I Can’t Get Started With You(言い出しかねて)

作詞:Ira Gershwin 作曲:Vernon Duke。1936年のジーグフェルド・フォーリーズでボブ・ホープが歌った、とのことですが、動画ヒットせず。。。よってフランク・シナトラverです。ノラ・ジョーンズverもあります。ノラちゃんいいっすね。

 

I Left My Heart In San Francisco(想い出のサンフランシスコ)[1935年]

作詞:ダグラス・クロス、作曲:ジョージ・コウリー。Tony Bennettが歌って大ヒット。動画はTony Bennett。サンフランシスコ市に公式に認められている賛歌の一つだそう。

 

Fly me to the moon(フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)[1954年]

作詞・作曲:バード・ハワード。1962年に4拍子のボサノバ風にアレンジされ、フランク・シナトラがカバーしたものが爆発的にヒット。超名曲、いろんなアーティストがカバーしていますね。個人的にはベン・ロンクル・ソウル聞きすぎた。Youtubeには「Fly me to the moon 聴き比べ」があり「ナット・キング・コールドリス・デイ、フランク・シナトラ、ジュリー・ロンドン、トニー・ベネットアストラット・ジルベルト、トリニ・ロペス、アニタ・オデイ、ウィリー・ネルソン、パティ・ページ、ケイ・バラード」の聴き比べができてしまいます。なんとも面白いアイデアです。

 

Don’t Be That Way(その手はないよ)[1938年]

作曲:ベニー・グッドマン/エドガー・サンプソン。ベニー・グッドマン楽団のもっとも成功した曲の一つだそうです。

 

Willow Weep For Me(柳よ泣いておくれ)[1932年]

作詞・作曲:アン・ロネル。ジョージ・ガーシュインに捧げた曲と言われている。ジャズのスタンダードとして、ビリー・ホリデイ、ルイ・アームストロングフランク・シナトラなどが歌い、セロニアス・モンクジョージ・ベンソンなど沢山のミュージシャンが演奏。

 

Aqua de Beber(おいしい水)[1963年]

作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン 作詞:ヴィニシウス・ヂ・モライス。ボサノヴァの創始者としてブラジルを代表するアントニオ・カルロス・ジョビン。ヂ・モライスとの共作で「想い溢れて(1958)」「イパネマの娘(1962)」などの名曲でボサノバを世界に知らしめた。

Bewitched, Bothered and Bewilderd(魅せられて)[1940年]

作詞:ロレンツ・ハート、作曲:リチャード・ロジャース。ブロードウェイミュージカル「Pal Joey(1940)」のために書かれた。

 

Day By Day(デイ・バイ・デイ)[1945年]

作詞:サミー・カーン、作曲:アクセル・ストダール/ポール・ウェストン。動画はアストラッド・ジルベルトが歌う、大ヒットしたボサノバアレンジ。フランク・シナトラ、ドリス・デイverもあります。

 

I didn’t Know What Time It Was(時さえ忘れて)

 

長くなりましたので次へ続きます。

 

Nozomi.

 

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