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この間、布ナプキンの洗い方について記事を書きました通り、ここ何年かはずっと布ナプキンやライナーを中心に使ってきました。しかし個人的にはここ最近、紙ナプキンの利用頻度が明らかに高くなっています。新しいメーカーも増えたようなので、オーガニックコットン使用の紙ナプキンのオススメをまとめておきたいと思います。
Contents
オーガニックコットン使用の紙ナプキン おすすめ
1 : ナチュラムーン シリーズ
2012年頃から発売されているナチュラムーンのオーガニック紙ナプキン。震災後「経皮毒」の情報がネットでも出回り始めた頃ですね。国内では、ナチュラル系紙ナプキンの王道を走っているメーカーと言えるのかもしれません。布ナプキンは難しいけど、まずは紙ナプキンから気をつけてみるだけでも違うのではないでしょうか。私も主にナチュラムーンを使っています。
普通の日用(羽なし)
普通の日用(羽アリ)
夜用
ライナー
最近では、おまたカイロなる商品も発売されています。
2 : コットン・ラボ
最近検索していて見つけました。商品としては以前から扱っていらしたのでしょうか。会社自体は2011年創業のようです。
普通の日用(羽なし)
普通の日用(羽あり)
夜用
ライナー
3 : ナトラケア
最近、韓国でケミカルナプキンによる健康被害が話題となり、一時期売り切れが続出したというナトラケア。売り切れ、輸入中止の不安がささやかれる中、晴れて日本版も発売されることになったようです。ナトラケアはナプキンだけでも5種類あります。羽の有無や名称だけではわかりにくいので、内容は公式サイトを見て確認してから購入するのが良さそうです。
普通の日用(羽つき 22cm)
普通の日〜多い日用(羽つき 26cm)
普通の日〜多い日用(羽なし 22cm)
多い日〜夜用(羽なし 22cm)
多い日〜夜用(羽あり 32cm)
ライナー
通販以外では、自然食品のお店や、オーガニック系のお店でも一部取り扱いされています。
ケミカルナプキンが余っているよ!という場合
「オーガニックコットンのナプキンが気になっていて、変えたいけれど、ケミカルナプキンが残ってる。もったいないから捨てたくない。。。(T△T)」という場合は、ケミカルナプキン+古布(使い捨てる)で使い切る方法もあります。
古布はコットン系、着古したTシャツや、お子様のお洋服、使い倒したコットンタオルなどを使います(洗濯してね)。ものによっては酸素系漂白剤で除菌しておきましょう。
古布の縦はちょうどナプキンが隠れるくらい、そして三つ折りにできるくらいの大きさに切ってストックしておくと使うときとても便利です。写真は、夏に着たおしたTシャツを切ったものです。

生地の厚さによりますが、だいたい最後に3つ折りできるくらいにします。

服を使う場合は、端処理がされて二重になっているところは切り落として、1枚になっているところだけを使っています。二重になっているところを切り落とさないと、たたんだ時に意外とかさばるのです。
また、首まわりなど変形しているところは、形によって使ったり使わなかったり。袖は幅が広い場合は使えますが、ピタッとしていて変形していない細めの形であれば、そのままたたんで使ったりもできます。

経血の量にもよりますが、トイレタイムに裏返して常に新しい面を使って1日で使い捨てにします。このとき、ケミカルナプキンに肌が触れないように気をつけてください。
この方法は、「旅行の時」「生理2日目なのに長時間の外出」などの場合にも使えます。
経血コントロールについて
余談ではありますが、世の中には「生理用ナプキンなんぞ使わない」「祖母の代から経血は漏らさないもの=トイレで出すものと教わってきているし、運動していても全く出ることはない」という方がいらっしゃいます。一説によると、昔の日本人は経血コントロールができて当たり前だったようです。
ケミカルナプキンで飼い慣らされた世代の子孫である私たちの大半は、おそらく経血をコントロールできない女性の割合の方が多いと思います。が、経血コントロールは意識して続けるとだんだんできるようになってきて、夜用のナプキンが要らなくなります。
夜は全く出ないで、朝トイレでいたすことができるようになるのです。親にも教わっていないそれが初めて出来た朝、体ってすごいんだなと思い、本当に感動してしまいました。

私の場合は3〜4年かかって、7割〜8割程度できてるかな、というレベルですが、それでもかなりいろんなことが楽になりました。漏れるとか汚れるとかの心配が大幅に減るので、ストレスが減ったように思います。
しかしそれも、ワークスタイルが在宅勤務が中心だったからじっくり実現できたと言っても過言ではありません。一般的に休憩時間が定められている会社勤務だったり、動き回っている仕事だと、頻繁にトイレに行くことが難しい環境だったりします。
在宅勤務や、自由にトイレにいける環境であれば、出そうだなと思った時に必ずトイレで出す、ということを体に教えていけば、そこそこできるようになります。
以前、あるブログに「そもそも布ナプキンは排血できる人が使うもの」という表記がありました。私はとにかくやってみよう精神で、友人から説明されて勧められたまま、最初から布ナプキンを使って、半ば無理やり経血コントロールのトレーニングをしていたようなものなので、最初は本当に悲惨でした。。。笑 子供のトイレトレーニングに近いものがあるかもしれません。
これから布ナプキンを使ってみたい、という方は、まず紙ナプキン+古布(使い捨て)という組み合わせから試してみて「なるべくトイレで排血する」と意識することから始めると、気軽に経血コントロールに慣れていけるかもしれません。
経血コントロールできると、本当に得なことしかないので、ぜひできるところからトライしてみて、次世代につなげていきましょう^^
紙ナプキンとリラックスショーツ(ふんどしパンツ)は併用できます
オーガニック紙ナプキンは、ふんどしパンツやリラックスショーツとの併用も可能です。最近、私が愛用しているリラックスショーツ「はごろもショーツ」では、ナプキンホルダーの有無が選べます。

出典:https://minne.com/items/17316373
これが結構使えるポイントで、おこもりDAYはウエストが太めのサニタリー用でナプキンを使用したり

▲ はごろもショーツ(桜)の型紙で作った生理用ふんどしショーツ
量が少ない日は、ノーマルのリラックスショーツ+ライナーのタイプを使ったりと使い分けをしています。

▲ はごろもショーツのリラックスショーツにはホルダー付きのパンツがあります

まとめ

何を隠そう、この人生で最初に使った紙ナプキン「ウィスパー」で、ひどい肌荒れを起こしました(敏感肌のため。個人差があります)。
最近になって、今では当たり前のように認識され始めた「経皮毒」関連の記事を読んだりして、自分の体の反応は正しかったのかもしれないと思い、もっと早く知りたかったなと思いました。
過ぎたことなので、仕方ないんですけどね。。。
ケミカルナプキンで肌荒れした方は、ぬり薬などに頼らず、オーガニック紙ナプキンの使用をおすすめいたします。なぜケミカルナプキンが「ヤバい」のかはググれば大量に情報が出てくるのでこの記事では触れておりません。
また、ケミカルタンポンにおいては「トキシックショック症候群(TSS)」を発症し、両足を失った方や長時間使用で死に至った方も存在します。ご興味のある方は調べてみるとよいかと思います。
コンビニやドラッグストアなどでも、体に優しいオーガニックコットン紙ナプキンが中心に扱われる日を願っております。
Nozomi.

このブログでご紹介・おすすめしているリラックスショーツ・リラックスブラは主に「はごろもランジェリー」の型紙を使用しています。2500部以上の販売数を達成した、某ふんどしパンツの型紙企画制作経験から作られた型紙です。
従来の、魅せる為の下着、補正する為の下着とは別ジャンルの「リラックスする為の下着」それが「リラックスランジェリー」です。補正力はありませんが、自分で調整できる作りで、余分な締め付けがない為、緊張した体を緩めるとして支持を集めています。
最近では、就寝時のみふんどしパンツを着用して、良質な睡眠を促進すると言われている「夜ふん」が若い世代でも注目されているようです。
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私自身は中学生の裁縫レベルから初めましたが、コツコツ続けて自分で作れるようになりました。型紙には、初心者がつまづきやすいポイントをカバーした、わかりやすいレシピがついています。
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